今年のクリスマスに向けて、いつもの世界共通の祝日切手に加え、世界中のクリスマス料理を紹介する20種類の地域切手も準備しました。多くの人が知っているイギリスのクリスマスプディング ( Christmas Pudding )、オーストラリアのホワイトクリスマス( White Christmas )、イタリアのパネットー ( Panettone )ネといったお馴染みの料理の他にも、ベネズエラのアジャカ(Hallaca)やフィリピンのビビンカ(Bibingka)など、あまり知られていない料理も取り上げています😋
(左)ベネズエラのアジャカ (右)フィリピンのビビンカ
このアイデアを提案してくれたのは、Ruthさん(彼女はSlowlyのフィリピン語の翻訳ボランティアでもあります。ありがとうございます!)で、私たちは全員このアイデアを気に入り、すぐに準備に取りかかりました。
情報収集の過程で、まるで世界中を旅してクリスマスを祝っているかのような気分になりました。食べ物以外にも、興味深い伝統をいくつか見つけました。たとえば、スペインのカタルーニャ地方では、12月8日から「ティオ・デ・ナダル」(Tió de Nadal)という丸太を用意し、食べ物と水を与えてブランケットで包み、温かく保つそうです。そしてクリスマスイブには、子供たちが「ティオ」を木の棒で叩きながら「Caga tió」という歌を歌います。この歌詞の意味は「丸太よ、うんちして!」といった意味合いです。叩き終わった後、子供たちはブランケットの下からクリスマスプレゼントをもらうのです。
Caga tió! 出典: Youtube
私たちのチームは文化の多様性を非常に大切にしており、新しい伝統を学ぶたびにワクワクしています。Slowlyユーザーの皆さんも世界に対する好奇心を持っており、食べ物(と切手)は私たちをより近づけるための素晴らしい方法だと信じています。
なぜ他の場所の文化を学ぶことが必要なのでしょうか?
他国の文化を知ることで、お互いをより深く理解することができます。文通相手がどこの国の出身であるか、彼らの伝統や価値観を考慮に入れてみましょう。時には、異なる文化が似た起源を持っていたり、歴史的なつながりがあったりすることに気付くこともあります。また、そうした知識を通して、自分の文化を新たな視点で学び直すこともできるでしょう。文化の違いを受け入れ、理解することは視野や心を広げることにもつながります。次に世界を旅する時には、文通での様々な経験が新しい発見と体験をもたらしてくれるかもしれません。
世界中のクリスマス切手を集めましょう!