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Slowly ブログ  

6周年おめでとうございます!

6年前の今日、2017年2月1日に、Slowlyの最初のバージョンがリリースされました。最初の頃と比べて、Slowlyは徐々に私がもともと描いていたものに近づいてきました。また、Slowlyは私の情熱プロジェクトから着実に発展する会社へと変わりました。

  • 2017-02 – v1 – iOSのみ – パートタイムの情熱プロジェクト
  • 2017-04 – 10,000ユーザー
  • 2018-05 – Apple – 今日のアプリ & Meet the Developerインタビュー
  • 2018-05 – v2 – Androidバージョンのリリース
  • 2018-07 – 100,000ユーザー
  • 2018-11 – Kevinがフルタイム勤務を開始
  • 2018-12 – Google – Best Hidden Gem
  • 2018-12 – v3 – スタンプストアを開始 – 初の収益源
  • 2019-01 – 1百万ユーザー
  • 2019-03 – v4 – アバター作成ツールをリリース
  • 2019-05 – Google Play Awards – Best Breakthrough App
  • 2019-09 – v5 – Web版をリリース
  • 2020-07 – v6 – Plusサブスクリプションを開始
  • 2021-07 – v7 – 強化されたユーザープロフィールをリリース
  • 2021-11 – 5百万ユーザー
  • 2022-04 – サーバー移行とアップグレード
  • 2022-05 – ユーザーフィードバックサイトを開始
  • 2022-11 – 不正防止システムの統合
  • 今日 🎉

実際、2017年にSlowlyの最初のiOSバージョンがリリースされたとき、スタンプストア、アバター作成ツール、Web版、Plusサブスクリプションなどの重要な機能は開発計画にすでに含まれていました。しかし、当時はSlowlyのコンセプトが市場に受け入れられるかどうか分からなかったのです(今の時代にペンパルを探す人なんているのか?)。ですから、誰も使わないかもしれないアプリに多くの時間とリソースを投資するリスクは負えないと感じました。コンセプトが気に入られなければ、どんなに良く作っても使われないでしょうから。

そうは言っても、最初のバージョンが出た後も、私は本業を続けながらSlowlyを余暇の時間で開発し続けることを選びました。Androidバージョンを完成させるのに15か月かかり、その同じ月にSlowlyがApp Storeの「今日のアプリ」に選ばれ、AppleチームからMeet the Developerインタビューの招待を受けるという光栄な出来事がありました。

Apple - 今日のアプリ & Meet the Developerインタビュー
Apple – 今日のアプリ & Meet the Developerインタビュー

この段階では、Slowlyには収益モデルがありませんでした。スタンプストア、サブスクリプション、広告もなく、1円も稼ぎませんでしたが、それでも私と同じようにペンパルを愛する人たちがいることを証明しました。待つ楽しさや手紙を書く喜びを大切にする人たちがまだいるのです。

その年の11月、スタンプストア(Slowlyの最初の有料機能)がほぼ完成し、Slowlyをフルタイムの仕事にして、このプロダクトの開発に専念することにしました。決断から2か月後、Slowlyは登録ユーザーが100万人に達し、パートナーのJoJoが共同創設者として正式にチームに加わりました。

そして2019年5月、SlowlyはGoogle Play AwardsでBest Breakthrough Appを受賞しました。この賞について聞いたことがない方も多いかもしれませんが(正直言うと、私もそうでした)、これはGoogleが毎年Playストアから9つのアプリを選び、異なる賞を授与する世界的な表彰式です。私たちは香港で初めてノミネートされ、受賞したチームです。Googleからニュースを受け取ったとき、JoJoと私が最初に思ったのは、「これは詐欺じゃないか?」ということでした。

幸い、それは詐欺ではありませんでした。

Google Play Awards - Best Breakthrough App 2019
Google Play Awards – Best Breakthrough App 2019

この賞とその後のメディア報道により、Slowlyの人気は大きく高まり、その時期にユーザー数も大幅に増加しました。インターネットで見られるSlowlyの記事のほとんどが、親切なコンテンツクリエイターによって無償で書かれたことに感謝しています。これまで使用してきた有料マーケティングチャネルは主にGoogle Adsですが、米国のTikToker 2人が協力を依頼してきたプロモーションもありました。1人は他国に住むペンパルに会いに行く旅をTikTokで記録したいと言っていました。私たちはただ1つの質問だけをしました。「うーん…その友達とは純粋なペンパル関係ですか?ロマンスの話はSlowlyの宣伝には適していないかもしれません…」彼女は「私たちの友情は完全にプラトニックです!」と答え、私たちはすぐにこのエキサイティングな提案を受け入れました。

TikTok screen capture

2020年3月、Slowly Plusを導入しました。以来、Slowlyにはより安定した収入源が生まれ、スタッフを雇い、より多くの仕事を成し遂げるための資本が確保されました。

Plusメンバーシップのメリットをもっと魅力的にすることができると私たちは知っています。Slowly Plusのリリース以来、さまざまな新機能を導入し続けてきました。新しい機能をリリースする前は毎回悩みます。この機能をPlus専用にするべきか?最も魅力的な機能をPlus専用にすれば、間違いなくコンバージョン率が向上します。しかし、これはほとんどの無料ユーザーが時間をかけて開発した優れた機能を使えなくなることを意味します…こうした議論は今日でも続いています。決定ができないときは、すべてのユーザーが利用できるようにします。Slowlyを楽しみ、価値を見出してくれる人がいる限り、いずれは支払って支援してくれる人もいると信じているからです。

総収益と収益源
総収益と収益源

もちろん、スタンプについても言及しなければなりません。私たちは100個のスタンプからスタートし、現在では1,400個以上に増えました。スタンプを作成する目的は単なる収入源の拡大だけではありません。そうでなければ、毎月リリースされる新しいスタンプのほとんどが無料ではなかったでしょう。地域ごとのスタンプデザインを通じて異国文化への関心を呼び起こし、ペンパル同士の会話を促進することも目的の1つです。少なくとも、スタンプの情報を集める過程でユーザーの多様な文化について深く理解できました。

2021年、Slowlyの登録ユーザー数が500万人に達し、次の目標である1000万人に向かって徐々に進んでいます。しかし、ユーザー数がそのレベルに達すると、さらなる開発に構造上の問題が発生するでしょう。それは、もともと10階建ての設計だったビルを100階建ての超高層ビルにするには、基礎を強化するか、さらには取り壊して再構築する必要があるのと似ています。そこで、2022年にはさらなる発展に備えて基礎を強化し、取り壊して再構築する作業を多く行いました。これらの作業は派手ではありませんが、絶対に重要です。

出発点を振り返ると、今でもこの旅は魔法のようだと感じます。6年間は決して短い時間ではなく、その過程で浮き沈みもありました。しかし、私たちがここまで来られたのは、皆さんの変わらぬサポートと励ましのおかげです。Slowlyが本当に機能することを証明してくれたのは、まさに皆さんです。

新しい年も引き続き全力を尽くしていきます。皆さんも人生の旅路で障害を乗り越えるためのサポートと励ましを見つけられることを願っています。

SLOWLY

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